
美味しいってどんな食材でも個人差があるように、万人に共通する美味しいってなかなか難しいですよね。
マグロもよく、本鮪・南マグロ・鉢マグロ・黄肌マグロなどのどれが1番美味しいかとよく聞かれますが、そのマグロの個体差でまったく味が違います。
私達は冷凍マグロを主体で取り扱っていますが、マグロの種類関係なく、どれもそれぞれの特徴持った美味しさがあります。
ただ冷凍マグロでは、冷凍される時のマグロ個体の状態で、酸味が強かったり、水っぽく(※ドリップが多い)、変色のはやいものがあります。
冷凍される時点で鮮度が落ちた個体程、その傾向は強いようです。
また鮮度が良くても、漁場・漁法などにより、酸味、ドリップの出るものもありますし、なかには鮮度が良すぎて解凍時に身がよじれてしまう※チヂミマグロといわれるゴリゴリとした食感になってしまうものもあります。
本来冷凍マグロにドリップはつきものですが、稀に流通するマグロの1割にも満たない数%の割合で、ドリップもなく、食感も柔らかく、色もちの良い冷凍マグロが存在します。
このマグロは、包丁にはりつく様な身の質で、もちもちとした食感、そしてとても色持ちが良いので、飲食店や小売業者などにはむいているマグロです。
ドリップの多いマグロでも醤油・漬けなどで美味しく食べられますが、このマグロは塩だけでも食べても口の中でねっとり感が残り美味しく食べられます。刺身を醤油で食べられない方には向いていますね。
マグロといってもなかなか奥が深いですね。そんな事を感じながらマグロを召し上がってみてはいかがでしょうか?
※ドリップ 魚の身からにじみ出てくる水分のこと
※チヂミマグロ 冷凍される時の鮮度が良くて、解凍時に死後硬直する状態